創業70年以上のうなぎ専門店
「やなのうなぎ観光荘」
長野県岡谷市で1954年創業。岡谷市のほか松本市にも店舗をかまえており、遠方からも多くのお客さまがお見えになります。
店舗から眺めることのできる天竜川では江戸時代より「簗(やな)」と呼ばれる仕掛けでうなぎをとっていた歴史があり、そこから「やなのうなぎ観光荘」として、創業より70年この地で営業してまいりました。
肉厚の良質なうなぎを厳選
当店では脂が乗ったうなぎにこだわり、鮮度、色合い、風味を確認し、スタッフが厳選して仕入れております。厳選された鰻は、背中から捌く関東風の『背開き』にし、串を打ちます。
蒸さずにじっくり炭火焼き
観光荘では、お客様においしく食べていただくために、うなぎを蒸さずにそのまま炭火で焼き上げております。そのため若干の香ばしさがございます。
炭火の熱の伝わり方は、放射といって同じ強さの熱が四方八方に広がるので、水分がしみ出る前に表面が焦げて蒸発を防ぎ、結果的にうなぎの中の水分が保たれ、ふんわりしたやわらかい身になります。
また、遠赤外線が多い炭火で焼くと、温度上昇が理想的で身の外と中とで温度差が少なく、うまみが生かせるのです。
創業以来継ぎ足しの秘伝のタレ
半世紀にわたり数多くのうなぎをつけ込み、熟成したタレがカメの中で歴史とうまみを凝縮して、他ではまねのできない観光荘の味となります。当店自慢の通常のタレはやや甘めの仕上がりとなっております。
ご好評いただいている当店特製のワサビダレで一味違うさっぱりとした味わいもお楽しみください。
岡谷らしさ、シルク×うなぎという発想
やなのうなぎ観光荘のある長野県岡谷市はかつて「シルク」の製糸業で隆盛を極めました。その原料の蚕のさなぎは、天然由来の桑の葉を食べて育ち、昔から郷土食としても親しまれてきました。
そこで、質のいい食用の信州産蚕を厳選して、うなぎの餌にブレンド。岡谷らしいうなぎが誕生しました。
文化の融合が、美味しさを生む
上質なうなぎの産地、愛知県豊橋市で百儂人の称号を持つ養鰻家、夏目商店さまと共同開発。生産者と鰻屋が共に取り組む全国的にも稀な挑戦となりました。
シルクのさなぎをブレンドした餌で育てた“シルクうなぎ”は、上質であっさりとした脂が特徴。やわらかで、ふっくらした食感をお楽しみいただけます。
観光荘のうなぎをご家庭で
当店自慢の蒲焼の旨味をそのまま閉じ込め真空パック。じっくり炭火で焼き上げているから、湯煎やフライパンで温めればお手軽に本格的なうな丼の完成です。
お忙しい方にも、時短調理で食べ応えも充分ご満足いただけます。